久しぶりに療育のことを書きます。
『スモールステップ』最近は福祉系の講演でよく聞かれます。あすなろでもそれを合言葉に・・・と、パンフレットに載せてます。
簡単な意味としては、『小さな一歩』ですね。
いきなり大きなことを求めずに、小さくても一歩一歩前進することが大事ですよ。という解釈でしょう。
では実際どういうことがそれに当てはまるのか。
先日、みんな外に遊びに行って、1年生と年長さんの子が二人残ってたので、新聞遊びをしました。
二人ともはしゃいでビリビリと破ったり、バーッ!と投げてちりばめて遊んでましたよ(^O^)
さて、お片付けです。「片づけしてねー」と二人にほうきとチリトリを渡して見てました。
↑彼はチリトリに拾った紙を手で入れてます。
小さな子には難しいですよね。二つの道具を合わせて使うとはわからないみたいです。
こうするんだよと教えると・・・
すぐに上手にできてしまいました。
やって見せると簡単にやってしまいましたが、これを口頭もしくは文章で教えるとどうなるでしょう。
「ほうきで紙を掃いて、チリトリで受けて・・・」これで伝わるのは一度でもやったことがある人にだけです。
この行程を細かく分けることが『スモールステップ』のヒントだと僕は考えています。
1 ほうきを持ちます。
(ほうきの持ち方:①右利きの方は右手で棒部分の端から20㎝ほどの場所掴みます。②左手は・・・・・)
1のほうきを持つことができませんでした。
ではどこまでできているのでしょう。
( )の①の掴むこともできませんでした。
では、これを掴むという目的理解はありますか。
ほうきを目でみることはできていますか
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簡単に言えばハードルを下げていくということです。
ながながとすいませんm(-。-;)m自分でも何を書いているのかわからなくなってきました・・・。
たいそうなタイトルをつけたことに後悔しています・・・。
最後は外遊びから帰ってきた3年生のお姉ちゃんがあっという間に片づけてくれました(^-^;)
『取扱い説明書がなぜ分厚いのか』 ぐらいのタイトルでよかったですね。
伊藤