2013年12月5日木曜日

スモールステップのヒント

久しぶりに療育のことを書きます。

『スモールステップ』最近は福祉系の講演でよく聞かれます。あすなろでもそれを合言葉に・・・と、パンフレットに載せてます。

簡単な意味としては、『小さな一歩』ですね。

いきなり大きなことを求めずに、小さくても一歩一歩前進することが大事ですよ。という解釈でしょう。

では実際どういうことがそれに当てはまるのか。


先日、みんな外に遊びに行って、1年生と年長さんの子が二人残ってたので、新聞遊びをしました。

二人ともはしゃいでビリビリと破ったり、バーッ!と投げてちりばめて遊んでましたよ(^O^)



さて、お片付けです。「片づけしてねー」と二人にほうきとチリトリを渡して見てました。

↑彼はチリトリに拾った紙を手で入れてます。

小さな子には難しいですよね。二つの道具を合わせて使うとはわからないみたいです。

こうするんだよと教えると・・・





すぐに上手にできてしまいました。

やって見せると簡単にやってしまいましたが、これを口頭もしくは文章で教えるとどうなるでしょう。

「ほうきで紙を掃いて、チリトリで受けて・・・」これで伝わるのは一度でもやったことがある人にだけです。

この行程を細かく分けることが『スモールステップ』のヒントだと僕は考えています。

1 ほうきを持ちます。
 (ほうきの持ち方:①右利きの方は右手で棒部分の端から20㎝ほどの場所掴みます。②左手は・・・・・)

1のほうきを持つことができませんでした。
ではどこまでできているのでしょう。
( )の①の掴むこともできませんでした。
では、これを掴むという目的理解はありますか。
ほうきを目でみることはできていますか




簡単に言えばハードルを下げていくということです。

ながながとすいませんm(-。-;)m自分でも何を書いているのかわからなくなってきました・・・。

たいそうなタイトルをつけたことに後悔しています・・・。




最後は外遊びから帰ってきた3年生のお姉ちゃんがあっという間に片づけてくれました(^-^;)

『取扱い説明書がなぜ分厚いのか』 ぐらいのタイトルでよかったですね。


伊藤



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